『スパイダーマン：ホームカミング』の続きで、『アベンジャーズ：エンドゲーム』の後の話。学校の研修で夏休みにヨーロッパ旅行することになったピーターは、旅行中に思いを寄せるＭＪに告白する計画を立てて浮かれていた。そこにニック・フューリーから電話がかかってくるが、もちろんピーターは無視し続ける。元「S.H.I.E.L.D.」長官からの連絡を受けた日には、楽しいヨーロッパ旅行なんか吹き飛んでしまうことが明白だからだ。
かくして無事に旅行は始まるが、ベネチアに着いた途端に水を操るモンスター“エレメント”が出現。そして、やっとの思いで宿に戻ったピーターを出迎えたのは、ニック・フューリーその人だった……。
ニック・フューリーからは逃げられない。
『アベンジャーズ』はまったく見ないまま、『ホームカミング』から突入。期せずしてピーターがトニー・スタークの後継者に相応しい姿を見いだしてニヤニヤするハッピーの姿に共感。橋の上でのＭＪの暴露と並ぶ名シーンです。
分からないネタも多かったけれど、気にせず楽しめました。でも、ラストのニュース報道のくだりは蛇足だよね。あそこが無ければ、エピローグのオチまで含めて、１本の青春アドベンチャーとして楽しめたのに。あのくだり、要る？
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