
直子はあまりに異端過ぎるのだ。悪いことをしたとかしないとか、そんなことは関係ないのだ。
織田の一門集が何人も長島攻めで戦に倒れた。しかし、日ノ本を統一するための戦いはまだまだ続く。
帯刀がなすべきことは家を残すこと、恭を相手に最低1人、ハルを相手に最低1人、男子を産ませることが最大の命題だった……。
誰とは言わないけれど、読者から見れば悪ふざけのような時代錯誤の、周囲の登場人物たちからすれば困惑するような意図不明の言動も、すべて「限りなく本物になろうとするニセモノのあがき」と読めば、切なくも愛おしいものに見えてきます。
さて、この話でも前田慶次郎は便利に使われています。仮想歴史小説におけるジョーカーですね。
主役にして良し、脇役にして良し。キャラは目立つし、武に使っても文に使っても善し。基本、放浪するキャラなので、主人公がどこにいても隣に置けるし、出番がなければちょいと放浪してもらって良し。遊び回って主人公の悩みのタネにするも、調子を崩した主人公をいさめるのに使っても良し。
【信長の庶子(四)】【関ヶ原夜話】【第三部 村井重勝編2】【壬生一郎】【土田健太】【ヒストリアノベルズ】【宙出版】【戦国IFエンタメ】【小説家になろう】【弩】【長島攻め】【織田信長君御誕生日会】【伊賀調略】【石川五右衛門】【パン】【斬鉄剣】【コミケの予行演習】【ピザ】【天ぷらそば】