
ただのチンピラだった逆萩亮二は、通りすがりのシルクハットの男に神は信じないと言ったばかりに、無数の異世界を旅し続ける呪いを課されてしまう。どうやら、その男は神だったらしい。それもかなり性格の悪い、それでいてさまざまな世界を創造し司る神々のさらに上の存在だとかなんとか。
かくしてサカハギは「誓約と召喚のチート」を付与され、腐った王族から必死な子供まで、ありとあらゆる者の願いを受けて召喚され続けた。それがおよそ数千年。
不老不死のまま異世界召喚と戦いを繰り返し、チートと名のつくあらゆる力を手に入れた結果、いつしかサカハギは百戦錬磨の異世界トリッパーとなっていた……。
普通に並んでいる昨今の異世界転移とか召喚ものだと、せめて一章、へたしたら何巻かかけて相手するだろう魔王とかチート転生者とか平行世界の侵略者とかをほぼ行殺しては次の世界に飛ばされる、ほぼ連作短編集テイストの異世界漂流無双譚。ネタ潰し感満載ですが、その分テンポは良いですね。今日何人目の魔王!とか。
すべては現況の神の本体を叩き潰すまで。
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