
……というのはちょっと前までの流行。やはり固いプリンじゃないとアラモードにできないのだ。
魔族の国、ゾヌターク共和国で王国復興を企む魔王様とお知り合いになったりしながらも、ヴェル一行は親善大使の仕事を名目に観光旅行を続けていたが、その一方で王国と共和国の外交交渉は遅々として進んでいない。それはヘルムート王国の方にも問題はあったが、共和国が政権交代直後で、政権を取った民権党がリベラル政治家の寄せ集めであまり役に立っていないことも大きかった。なんとなく、前世のことを思い出すヴェルだが、とりあえず王命で拿捕されている魔導飛行船とその乗員の解放交渉をすることになる。
こういう仕事は、実務者レベルでさくさくと進めるのが一番の早道なのだ……。
裏工作と観光が3/5で、残りは南方開拓編。バウマイスター領がどこまでか、測量しながら前進するファーストコンタクトもので、想像通りのお約束展開。
【八男って、それはないでしょう!20】【Y.A】【藤ちょこ】【MFブックス】【農村再生運動】【即決裁判】【ジビエ】【竜の卵】【姫武将】【秋津洲】【七条兼仲】