
しかし、現実のU-Kaは性格を取り繕っていて、性悪で、腹黒で、自分が可愛いことを鼻にかけていた……。
誰でも良いところと悪いところがあって、それを好きすぎる推しがリアルで隣の席に座っている陰キャが言い様に弄ばれているうちに、それはそれこれはこれと割り切っていたはずの2人の関係が変わっていく物語。
ちゃんとそれぞれの内面の変化が描かれていくので、この最初のギスギスした雰囲気がドロ甘に変わっていくのに説得力があって愉しいのです。
【推しが俺を好きかもしれない】【川田戯曲】【館田ダン】【ファンタジア文庫】【格差があった二人の両片想い青春ラブコメ】【放課後の部室】【文芸部】