
このままでは遠からず結界は壊れてモンスターがあふれ出してしまうと絶望したソルは、ただ封印都市から離れるようにあてのない旅に出るのだが、そこで出会った大貴族、幼く見える容姿ながら封印都市と隣接する領地を統治するルキア・フォン・ノーマン卿は、彼のたぐいまれなる才能に気がついた。
20年以上も大結界の管理をしていたソルは、『結界術』に関しては最高レベルの魔術師だったのだ……。
いつ起きるか分からない大結界崩壊に備え、新たな結界の構築を進める巨大プロジェクトの顛末。つまり、システム保守の管理要員を軽視しがちな現代企業に警鐘を鳴らす問題作。昨日も今日も無事だからといって、明日も何事もないという保証はないのだ。
きりよく1冊でまとまったなと思ったら、タイトルに「1」のナンバリング。この話、この先続くの!?
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