
婚約者の王太子サザンジールを蔑ろにして、婚約者であるルルーシュ=エルクアージュ嬢はレミーユをいじめ続ける。
もうルルーシュに与えられた命は30日を切っている。それまでに、レミーユへの次期王妃教育を少しでも進めておくのが現婚約者としての務めというもの。学校生活だって、最後までとことん楽しませてもらおう……。
神様に「なにをどうしても君は100日後に死ぬ」と宣告された令嬢が、悪役としてきれいに幕引きしようと残り100日を楽しく生きていく物語。カエサルは暗殺される、江戸幕府はなくなる、ナポレオン王朝は倒れる、日本は太平洋戦争で負けるなど、歴史ドラマのように誰もが知っている結末に向けて、物語を如何に面白く読ませるかというストーリー構成を「100日後に」というフォーマットで切り取ったワニってスゴいよね。1つの発明。
成り上がりのアルバン男爵令嬢が「一番性格が悪そうで、お調子者で生き汚く、長生きしそう」と評価されるまで。表紙の活き活きとした笑顔が最高。最後の数頁のイラストとのコンビネーションは最高。
【100日後に死ぬ悪役令嬢は毎日がとても楽しい。2】【ゆいレギナ】【いちかわはる】【GAノベル】【小説家になろう】【ルルーシェ最後の100日】【ドーナツ】【ナナシの落日】