
それから10年。国政の仕事は忙しいし、あいかわらず男扱いで美少女との見合いが殺到しているし、辟易としていたところに手にした薬で年齢が若返るばかりか銀髪碧眼美少女になってしまう。この顔なら正体も気づかれなかろうと、祈里は城を抜け出し、貯まっていた有給休暇を消費すべく旅に出てしまう……。
有能な宰相に後を任せての勇者王ぶらり旅。宰相も国王に休暇をとってもらわなくてはと算段していたけれど、行先不明・帰還予定未定で右往左往。でも、行く先々が大騒ぎになるので、なんとなく居そうな所は分かるけど、騒ぎの後始末に奔走させられるので手が回らなくなる顛末です。
【アラフォー少女の異世界ぶらり漫遊記 (1)】【道草家守】【れんた】【レジーナ文庫】