Quantcast
Channel: 付け焼き刃の覚え書き
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3193

「旗本改革男」 公社

$
0
0
 令和のサラリーマンが気がつけば江戸時代に逆行転生していた。宝暦八年(1758年)生まれの貧乏旗本の八男坊、徳山安十郎こそその転生者である。
 家を継げない安十郎は早熟な若者として好奇心のおもむくまま書物を読みあさって知識を深めていたのだが、それが評判となって「本所の麒麟児」と呼ばれるようになった。そして、安十郎は儒学者で蘭学者の青木昆陽に弟子入りすることとなり、そこで『解体新書』を著す前野良沢や杉田玄白とも交流することになったのだが……。

 カクヨムで読んでいて、書籍化すると聞いて「面白いけど、派手な戦いはないし、目立つヒロインもいないし、大丈夫かな」と思ったけれど、ラノベの派手な装丁ではありませんでした。内容に合った表紙です。ラノベレーベルではなく、角川書店として刊行されていますので書店の一版文芸棚でお目見えかな。

【旗本改革男】【公社】【おおさわゆう】【角川書店】【令和のサラリーマンが田沼時代で大活躍!】【カクヨム】【玄米】【肉食】【オーロラ】【ガレット】【解体新書】【白粉】【出島】【平賀源内】【エレキテル】

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3193

Trending Articles