
公爵令嬢マリアベル・テンペストには前世の記憶がある。
正確には、剣と魔法の恋愛ファンタジー乙女ゲーム『LinaLia』の悪役令嬢として、攻略対象のキャラとヒロインが仲良くしようとするのを妨害して、失敗して、最終的には破滅するエンディングを5回経験しているのだ。
そして6周目。
今までは意思に反して勝手に動き、喋って、悪役令嬢の役割を演じていたのに、なぜか今回は幼子の段階で意識が覚醒。自分の意思で話したり動いたりできるようになっていた……。
高校2年生を5回繰り返した主人公が、今度こそ破滅を回避しようとする悪役令嬢転生系の王道パターン。王道なだけに、あとはその基本パターンをいかに練り上げるかですが、今のところ連載も面白く続いているので追いかけることにしてみました。
【乙女ゲーム六周目、オートモードが切れました。1】【空谷玲奈】【双葉はづき】【アリアンローズ】【悪役令嬢の未来向上ストーリー】