「神柱が破壊されたら他（の神柱の神獣）が強化されるその素敵機能、素晴らしくない？」戦いが続けば続くほど、次に出てくる敵が強くなる仕様に対するケルヴィンの意見には、あまり賛同が得られなかった。
獣人の国ガウンで開催されている獣王祭もいよいよ決勝トーナメント。
そこで戦闘狂のケルヴィンの前に立ちふさがるのは、は獣王レオンハルト・ガウンその人。しかし、レオンハルトは変幻自在の技を使い、ケルヴィンの前に少女の姿で現れた……。
さまざまな事件の影に潜む秘密結社の正体は、どうやら代替わりで駆逐されたはずの、この世界の最高神の息がかかっているらしい……いや、そりゃありえないわよという７巻。ただ、敵が強ければ強いほど喜ぶ変態主人公なので、今回も思わぬ裏切り、強襲にもむしろ「ひゃっほーい」という感じなので、この脳天気さを今後も大事にして欲しいですね。
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