「のんびりVRMMO記2」 まぐろ猫@恢猫
妹2人に付き合っているうちにVRMMOにもだんだん慣れてきた青年ツグミは、クエストを消化していくうちに依頼者と仲良くなったり、新たにかわいい羊の魔物をテイムしたりとゲームライフをのんびり楽しんでいた。 しかし、その陰で3人兄妹らを見守ろうという外野プレイヤーたちが新たにギルドを立ち上げていた……。 人は他人に見守られながら生きているという話。...
View Article「蘇りの魔王4」 丘野優
『冒険者は、あきらめないのだ。どんな状況にあっても、勝つことをあきらめてはいけないのだ』 武闘会で魔王ルルと冒険者グランがちょいと張り切りすぎてしまったため、会場修復が完了するまで大会は中断。 ならばその間に冒険者組合で依頼を引き受けてしまおうと、ルルはラスティやオルテスと組んで、アソオス鉱山で大量発生している魔物の調査を引き受けることにした……。...
View Article「さよなら竜生、こんにちは人生6」 永島ひろあき
秋に開催される各魔法学院対抗の競魔祭の選手を決めるべく予選会が始まった。 ここに出場して良い成績を残せれば将来の就職や村おこしに有利になると、ドランも小市民的な発想で参加することにしたのだが……。 「私の知り合いに特訓にうってつけの友人が何名かおります」 ついドランの提案を受け入れてしまうフェニアたちは、誰が呼ばれてくるか知るよしもなかった……。...
View Article「異世界詐欺師のなんちゃって経営術」 宮地拓海
「厚意ってのは、もらってやることも親切なんだぞ」 厚意はもらってやれば相手は喜ぶ、自分も得する。遠慮することはないとヤシロ。 日本にその名を轟かせた詐欺師のヤシロは、悪運尽きたか、陥れた相手に刺されてあっさり死亡。...
View Article「のんびりVRMMO記3」 まぐろ猫@恢猫
ツグミたちは図書館の地下調査や魔物討伐などのクエストを消化してレベルを上げている。 そしていよいよ挑むのは、迷宮の街の巨大ダンジョン。もちろん、初級からだ……。...
View Article「フェアリーテイル・クロニクル10」 埴輪星人
新たな国ローレンの首都ルーフェウスにやってきたアズマ工房一行だったが、さっそく王室からの依頼を引き受けるはめになる。そもそも知の国として知られていたローレンだったが、ここしばらくは学問が停滞し、新たな発見も論文発表もない時期が続いているというのだ。...
View Article「10年ごしの引きニートを辞めて外出したら (1)下」 坂東太郎
家ごと異世界にやってきてしまったユージ、ヨーコ、コタローは、偶然助けた少女アリスと共に人里を探すべく森の探索を進めていた。 そこで冒険者だという皮鎧姿の女騎士ミラベルと猫の獣人ナディアの2人と出会ったことから、町とのつながりを持つことができたのだが……。...
View Article「薬剤師協会の治験者募集案内」 宮地拓海
異世界に渡って騎士になるのだと正装といえば甲冑を着込む父親とその隣にビキニアーマーで並ぶような母親に育てられた堀井騎士は、ごく普通の現代日本の高校生。 ところがある夜、不思議な植物の蔓に引きずり込まれて異世界へ。そのまま空中から薬剤師協会の薬品棚に落下して、瀕死の状態で様々な薬品を浴びた結果、騎士は超回復能力を手に入れてしまう。...
View Article「シン・ゴジラ」 総監督:庵野秀明
「私は好きにした。君らも好きにしろ」 牧悟郎のダイイング・メッセージ。 そしてクライマックスで好きにする人々……。 泉内閣総理大臣補佐官は、里見祐介内閣総理大臣臨時代理に対して覇道ではなく王道をと示唆し、赤坂秀樹内閣官房長官代理が「そろそろ好きになさったらどうですか」と背中を押します。そこであっさり「どこに判を押したら良いの?」と応える総理。 要所要所でみんながハンコを押してる映画です。...
View Article「攻撃魔術の使えない魔術師」 絹野帽子
小田舎の書庫から出てきた、おだったさんの蔵書の1冊。 ファンタジーやSFからライトノベルまで、あれほどの蔵書と読書量があり、没後も通販で書籍がばんばん届いて購読中止手続きに翻弄されるほどでありながら、意外にもウェブ小説の類は守備範囲外だった模様。 そんなダンボール300箱ほどの蔵書の中からたった1冊出てきたのが、この「コマツな」こと『攻撃魔術の使えない魔術師』。...
View Article「チート魔術で運命をねじ伏せる!(1)」 月夜涙
VRRPG「イルランデ」に夢中だったソージの元にゲーム終了のお知らせと共に不思議なメッセージが届く。 行ったら二度と戻れないけれど、本当に存在しているイルランデに行きたくないかと。あまりに出来が良すぎ、配信元も探知できなかったオンラインゲームは、異世界の神の1柱が世界を救う人材発掘のために送り出したシミュレーションだったのだ。...
View Article「蜘蛛ですが、なにか?3」 馬場翁
「人一人がいくらいきがったところで、救えるものなど少ない。目に見える範囲で、己の分を超えぬ分だけ救う。矮小な人間には、それくらいしかできぬというのに」 世界の全てを救おうなど神にでも成らなければ無理だと老賢者。 進化もすすんで楽勝ムードすらある、蜘蛛に転生した「私」。大迷宮で彼女の遭遇した人間から「迷宮の悪夢」と呼ばれる存在となっていた。...
View Article「嫌われ者始めました」 くま太郎
「領主は民に好かれようとしたら駄目なんだ。民に媚びれば政治は崩れる。たとえ、全ての民に嫌われていても命懸けで領地を守るのが領主の役割だ」 ローレン・コーカツ公爵はまだ1歳の孫に英才教育を施していく。 花山さん、やっぱあんたは凄腕のCG職人だよ……。 プログラマーの榕木丈治は転生した世界の光景が開発に携わったシミュレーションRPGそのものであることに驚愕し、CG担当者を称賛する。...
View Article「神殺しの英雄と七つの誓約(エルメンヒルデ)4」 ウメ種
「下を向くな、前を向け。下を向いていたら、人の顔なんて見えないだろ?」 試合に敗れたフランシェスカたちにレンジは声をかけた。 『英雄』であることを放棄して、エルだけを連れて放浪の旅に出た『神殺しの英雄』山田蓮司。...
View Article「ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン」 翠玉鼬
VRMMORPG『ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン』にエントリーした狩野拳児は、β版のテスター応募には落ち、本稼働も仕事で開始1週間はエントリーできなかったので、攻略最前線にという気持ちはさらさらない。五感を刺激するファンタジー系仮想現実世界で未知の味、美味しい物が食べられたら良いなあというくらいの気持ちで参加している。...
View Article「ギルドのチートな受付嬢(4)」 夏にコタツ
「個々の力はお前ら邪神には比べるべくもなく弱いがな。集い、繋がり、継いでいくのが俺ら人間の力だ」 ラトル・ウェスヴァニア世界の各所で邪神が一斉に動き出した。 イリア・シュルツを表舞台に引きずり出そうという世界の意志、世界樹の使徒となった司祭ベルナルドの策謀である。...
View Article「チート魔術で運命をねじ伏せる!(2)」 月夜涙
火狐族の少女クーナと没落貴族の娘であるアンネの2人とパーティーを組んだソージは地下迷宮の探索に挑み、ゲームのノウハウを知らない者には不可能な速度で格の強化を続ける。 しかし、アンネが持つ「魔剣クヴァル・ベステ」を手に入れようとする大貴族フェイラーテの策謀によって、アンネは3ヶ月後には剣の所有者を賭けた御前試合を、圧倒的に格上であるフェイラーテの息子と決闘することになってしまう。...
View Article「信長の妹が俺の嫁(1)」 井の中の井守
福祉施設から高校に通う深井長政は試験勉強をしていたはずなのに、気がつけば見知らぬ戦国武将らに囲まれていた。いつの間にか戦国武将の浅井長政に転生しており、あるいは意識が1つになってしまっていて、織田信長の妹である市姫が婚礼のために、今日ここ小谷城へやってくるというのだ。...
View Article「俺と蛙さんの異世界放浪記10」 くずもち
神を探しに出かけたままセーラー戦士が行方不明になった。 トンボの話を手がかりに星の結界に突入した太郎を、スケさんや勇者カニカマ君らが追いかける。 ここは俺たちに任せて先に行け!と……。...
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