
24歳のサラリーマンだった接骨木(ニワトコ)の信条。
会社帰りに歩いていたら、いつの間にか王宮の赤絨毯の上を玉座目指して歩いていたニワトコは、そのまま捕まり奴隷扱い。内政官としてそこそこ頑張ってきたけれど、貴族の不正を暴いたことで一兵士として辺境の砦へ飛ばされてしまう。
やがて勃発した戦争で保護された国は負けたけれど、ニワトコの戦いぶりや指揮が敵に評価され、賠償の一部として身柄が敵国へ引き渡されてしまうのだが、そこで待っていたのは姫騎士である王女の婚約者の地位であった……。
現代知識を活かしたインフラ整備から始まる内政物語。異世界で知識チートは多いけれど、視点が地味なところから埋めていくのが面白いです。
話は好きだけれど、イラストが今ひとつあっていないところが残念。主観の差もあるだろうけど、「いつも眠そうな目付きの悪い半目」の主人公が目元涼しげな好青年になっていたり、「貧乳だと分かる、胸の部分がフラットな鎧」も「胸の形に膨らんでいる鎧」も同じ形にしか見えず、ぜんぜん鎧の上から体型が分からないじゃないか! その方がリアルかも知れないけど文章と合ってないよ?
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