
千早のこれまでの実績は本人以外の視点で見れば、信じがたいほどの情報収集能力で各方面の勢力をまとめて手玉にとり、戦場を拡大するだけするように煽り立てたあげく美味しいところだけ持っていくテロリストだ。AIも戦闘向きだと判断するし、戦闘以外の任務でも彼女が参加すると分かると他のアクターがどんどん抜けていく。
そんな彼女の悪評を広めつつ、彼女の孤立化を図る一派があった。国会議員の角原だ。新界資源庁を恫喝して圧力を掛け、利権漁りしている角原にとって計算できないボマー(千早)の存在は邪魔でしかなかった……。
今回は新界に出現する謎の巨竜から始まる騒動の顛末。
青息吐息でパニック状態の千早が見えなければ、まさに1対多数のゲリラ戦で無双するワンマンアーミー。罠を張り巡らし、敵を巧妙に追い込んでいくさまは『パイナップルARMY』かな。
痛快無類の冒険譚ですね。
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