「この世界は未知なるものに溢れ返っているんですよ。世界のすべてを知り得るなど、人には不可能なことと思わないかい？」アルバイトをしたり畑仕事をしたりと、理想的なのんびり生活をしていたおっさん賢者ことゼロスだったが、デルサシス公爵からの依頼は受けないわけにはいかなかった。公爵の息子であり、ゼロスの弟子でもあるツヴェイトを狙う動きがあるので護衛して欲しいというのだ。
ラーマフの森で行われる実戦訓練に護衛として加わるべく、ゼロスは知り合いの冒険者や３羽のニワトリを連れてイストール魔法学院へと向かう。
ファンタジーの世界観を無視した漆黒のバイクにまたがって……。
表紙のゼロスはかなり渋くなっていますが、カラー口絵以降はひたすら胡散臭く、野暮ったく、不審者っぽく描かれています。どっちも本当。時と場所に応じて、視る人によって変わるってことですね。
３羽のコッコも異常に強くなって、もはや変異体となり、物語の台風の目です。ワイルド・コッコというか、ワイルド・カードです。
【アラフォー賢者の異世界生活日記４】【寿安清】【ジョンディー】【ＭＦブックス】【マイペースな異世界生活】【ハリケーン・ミキサー】【妖怪人間ベム】【ハーリー・サンダース13世】【拳で語り合う】【石仮面】