「ゴブリンスレイヤー4」 蝸牛くも
「そんな少し先のこと心配するために(寿命・時間を)使うって、無駄遣いも良いとこよ。今日あったことに笑って、泣いて、怒って、騒げるのが定命の特権でしょ」 百年二百年先のことを心配するのはエルフにやらせておけと、上の森人である妖精弓手。 剣と魔法のD&D的な世界での日常譚を中心に10編。ビキニアーマーを試着してみたり、下着を試着してみたり、装備を調えたり、ゴブリンの巣をつぶしたり。...
View Article「黒の召喚士1」 迷井豆腐
3巻が出たときの表紙が良い感じで、きちんとした巧い絵をかけるイラストレイターがついているときは本編も期待できることが多いので、ウェブを検索して「なろう」で7巻相当分までの連載を一気読み、うん、こりゃ面白いと書籍版も購入。 ケルヴィンは転生者だったらしい。 「初めてですよ、神である私に配下になれとおっしゃられた方は」 そう女神メルフィーナに言われるが、まったく記憶がない。...
View Article「ドラゴンは寂しいと死んじゃいます1」 藤原ゴンザレス
『極限まで鍛えられた筋肉は魔法と区別がつかない』 傭兵アッシュは身長2メートルを超える巨漢で、顔は鬼のようなというか、殺人鬼のようで、襲い来る敵の剣や矢をモノともしない。彼が味方にいれば、1対10の劣勢でも簡単にひっくり返して勝利を手に入れられる。 しかし、彼は疲れていた。...
View Article「英雄都市のバカども」 アサウラ
「たとえ世界がどんなに地獄でも、このリキュールだけはそこまでシリアスには染まらない」 荒野のただ中の辺境、国境の都市リキュールは、かつて戦乱で活躍した英雄たちの末裔が住む街でもある。けれど、今はシスコン自警団長やら鋼のごとき硬さのパンを焼く職人やら手抜き大工の住人たちが、毎日お祭り騒ぎをしている街。 その街に逃げ込んできたのは亡国の王女。...
View Article「黒の召喚士2」 迷井豆腐
「ちょっと、何でケルヴィンが1人で(勇者4人と)戦うことになってるのよ!? 私も戦いたかったのに!」 ケルヴィンのパーティーは戦闘狂ばかり。 召喚士ケルヴィンは悪魔セラをはじめとして仲間を増やしつつ、装備を強化しながら冒険者ライフを満喫していたが、既に並の盗賊団レベルでは相手にならなくなっていた。...
View Article「転職の神殿を開きました2」 土鍋
「宗教は銭や!」 どんなに素晴らしい教えを説いたとしても、資金がなければ誰も救えないし布教もできない。 卒業後の進路を決めるため、あちらこちらの神殿を訪問していたカナメは、そこで思いもよらぬ形で剣士クルネと再会する。彼女はこの町に広がりつつある薬物の流通ルートを探索していたのだ……。 ウェブ連載分に「森の民」の一章を追加して、自分の進むべき道を決めるまで。...
View Article「宇宙戦艦ヤマト2202~愛の戦士たち~第一章」 監督:羽原信義
公開日の2月25日に長男連れて名古屋のミッドランドスクエアシネマ2へ。こっちも2か。 夕方17時55分の回は満席。ちらほら小学生連れの家族もいるし、高校生大学生らしき姿もあるけれど、全体的にはなんとなく敬老会の映画鑑賞会みたいな客層で、平均年齢は50歳くらいかも。40以下ということはないね。 時に西暦2202年。...
View Article「十三世紀のハローワーク」 グレゴリウス山田
13世紀とか中世とか書いてありますが、13世紀ヨーロッパに限らず古代から中世、西欧社会から日本・イスラム世界まで、ゲームやファンタジーに登場する職業を著者独自の解釈でアレンジしたイラストで紹介しているので、単なる切り貼りのまとめではなく、1つの創作世界に近くなっています。...
View Article「魔王なあの娘と村人A(11)」 ゆうきりん
《魔王》竜ヶ峯桜子が「魔王」の個性を剥奪される? 修学旅行のあたりから様子がおかしくなっていた竜ヶ峯だったが、最近は人類を滅亡させるような計画を考えられなくなっていて、このままでは魔王ではなくなってしまうという。 《村人》にまで落ちてもかまわないという竜ヶ峯のために、お試しで村人の生活を体験させようとするのだが……。...
View Article「エロマンガ先生8」 伏見つかさ
「誰も見てなくたって、作るだけで楽しい」 「誰かが見てくれたら、もっと楽しい」 「誰かが褒めてくれたら、もっともっと楽しい」 「創作って、そういうものよ」 初代エロマンガ先生の言葉。 アニメ化が決まってマサムネは多忙。...
View Article「新・星をひとつ貰っちゃったので、なんとかやってみる1」 茂木鈴
なんかいつの間にかシリーズは4冊で終わっていて、イラストレイターが交代して新章開幕。 稔が所有している惑星チャンスには10万人の地球人が期限付きの移住をしたが、現在も定着しているのは3万人ほどで、残りは他の惑星で学んだり働いたりしているが、中にはニートを決め込んでいる者もいて、彼らが将来どうなるか誰にも保証はできない。 そんなある日、惑星チャンスで原因不明の爆発が起きた。...
View Article「本好きの下克上ふぁんぶっく」
「本好きの下克上」の公式同人誌……いや、装丁からしてムックじゃないでしょ? 書籍のカラー表紙やイラストの載録からラフスケッチやキャラ設定の変遷、作者が読者からのツッコミや質問に答えるQ&A、神殿を案内するショートストーリーにコミックと、原作を10倍楽しく読むための1冊。...
View Article「勅命臨時大使、就任!」 マイク・シェパード
「この世に防水仕様の機械はあっても、防水夫仕様の機械はない」 ベニ兵曹長の父親の教え。言うこと聞かない機械は壊してしまえと。 辺境星域の調査をしていたワスプ号が遭遇したのは、交戦中のイティーチ族とグリーンフェルドの宇宙船だった。...
View Article「黒の召喚士3」 迷井豆腐
冒険者として目覚ましい戦果を上げ続けている召喚士ケルヴィンのもとに、ついに女神メルフィーナが降臨。女神の実態のままでは無理だったので仮初めの肉体を構築しての再登場である。 そして女神の加護を得たことで、ケルヴィン自身も勇者召喚が可能になった。...
View Article「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」 森田季節
相沢梓は元OL。働き過ぎて27歳で過労死している。 さすがにかわいそうに思った天使だか悪魔だかによって、異世界に転生させてもらうことになった。そんな彼女の願いは不老不死でスローライフを……というもの。...
View Article「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」 井中だちま
「……誰もわかるまい……母親のビキニアーマー姿を目の当たりにした息子の心中など、俺以外の誰にもわかるまいて……」 なぜか政府が新たに開発したMMORPGのβ版プレイヤーになった高校生、大好真人は勇者としてゲーム世界に飛び込んだが、なぜか母親同伴だった。しかも、聖剣の全体攻撃で二回攻撃ができたり、なぜか母親である真々子の方が強いのだ……。...
View Article「二度目の人生を異世界で14」 まいん
「超常現象がてんこ盛り過ぎて、ゲップが出そうだねぇ」 つまり魔王ご乱心だった。 配下のはずの魔族を次々に殺して己の力にしていく魔王の手から、一族の籠もる都市を守り続けていたエミルと合流したレンヤたちだったが、このままではジリ貧で、ここはいったん魔族領から脱出しようということになった。...
View Article「魔物のためのニューヨーク案内」 ムア・ラファティ
「複利という金利計算方法は、ヴァンパイアによって生み出された。知らなかったかね?」 不倫騒動に巻き込まれて職を失ったゾーイは、ニューヨークに戻ってきて職探し。 たまたま前職と同じ旅行ガイドの作成スタッフの募集広告を見つけたが、なぜか誰も彼もが彼女を門前払いしたがる。経験者を募集していながら、経験者である彼女が職場になじめないと決めつけるのだ。...
View Article「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う3」 昼熊
自販機が悩むのは商品の売れ行きだけにしたいのだが、なかなかそうはいかない。 迷路階層の主・炎巨骨魔との戦いが終わった後も、地図の作成やモンスターハントの依頼が寄せられるし、どこぞのお家騒動にも巻き込まれた。ついにはハッコンの1日使用権が大食い大会の優勝賞品にされてしまい……。 自動販売機に転生した男の冒険譚も3巻目。...
View Article「さよなら竜生、こんにちは人生8」 永島ひろあき
「女心か。私にとっては世界最大に謎に等しい」 夏休みになって学生たちも里帰り。親孝行のために地元の犯罪者を皆殺しにしている者もいれば、親子の関係に苦しむ者もいる。 その頃、そもそもの現況たるドランは、ウッドエルフの友人たちに誘われて、深き森の奥の都で開催される世界樹の祝祭に参加していた……。...
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