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「賢者の孫８」 吉岡剛
魔人の襲撃を撃退し、凱旋するシンたち。いろいろ失敗もないではなかったが、人類の総力を結集しての勝利を祝う中では些末時に過ぎない。 そんな騒ぎの中、シン、シシリー、マリアの誕生日が近いことから、身内だけでささやかなパーティーをすることになったのだが、このメンバーが集まって「身内だけ」がささやかな宴になろうはずもなかった……。...
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「賢者の孫」 吉岡剛
書いたはずの１巻感想が見当たらないので再記。 事故で死んだはずの青年シンが、何の因果か赤ん坊の姿で異世界に転生し、山奥で老人に育てられ、すくすくと成長した。ある日、彼は気づいてしまう。育ての親とも言うべき老人は、...
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「電撃ガンパレード・マーチ THE COMIC」 うたたねひろゆき他
「人は変わる。世界は変えられる。こんな面白い事はないぞ」 広江礼威「Present's ARMS」より、芝村舞の言葉。 ＰＳソフト「ガンバレード・マーチ」の公式コミックアンソロジー。 この手の本には多い本編の挿話的なコメディー短編がやはり多数を占めるけれど、その合間合間にいろいろ突き刺さる作品が乱れ飛んでいて、さすが「ガンパレフリークの最強執筆陣」を名乗るだけのことはあります。...
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「魔王様、リトライ！３」 神埼黒音
田原たちに任せられたラビの村の開発は、マダムを抱き込むことによって周辺諸国に大きな影響を与えるものとなっていく。元のゲームでは二束三文の低レベルアイテムでも、こちらの世界では秘術秘宝に匹敵する効果を生み出すのだ。 しかし、そのことを今ひとつできていない魔王は、冒険者のユキカゼ＆ミカンのコンビを案内役に監獄迷宮へと向かっていた。それは想定外の魔法にも対抗できる武具を探すためだったのだが……。...
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「アラフォー社畜のゴーレムマスター（３）」 高見梁川
「社畜に泣き落としは通用しないと言っただろう？ 自分が不幸な人間は、相手の不幸に同情する余裕はないんだ」 松田には他人の不幸が自分のそれを上回るとは思えなかった。だから、彼に泣き落としは通じない。 要塞都市マクンバを救った松田毅だが、その功績の大きさから先々面倒くさくなることが見えていたため、師匠の言いつけを果たす形でさっさとスキャパフロー王国へと旅だった。...
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「さよなら竜生、こんにちは人生12」 永島ひろあき
王都で開催されている競魔祭もついに決勝戦。王国内の魔法学院の頂点を決める戦いだが、最強最古の神竜の魂を持つドラン率いるガロア魔法学院にとっては既に横綱相撲と化していた……。 ６巻の代表選抜戦から始まった各魔法学院対抗の競魔祭も、いろいろ挿話もありましたが今回でついに本戦決勝戦。しかし、子供のケンカに親が出るどころか、神さまが出てきちゃ反則もいいところです。...
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「ゲーム会議 Vol.3」 新紀元社
「ボーイッシュで、ぞんざいな彼女たちの奥にある女の子が、だんだん現れてくるというのが、このタイプ（美少女ゲームのスポーツ少女）とつきあう楽しさである」...
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「ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル」 原作：クリス・ヴァン・オールズバーグ
居残り罰で高校の地下倉庫整理を命じられた問題児４人は、そこで見つけた古いゲーム機を起動した途端、ゲーム世界「ジュマンジ」へと転移していた。セレクトしたゲームのキャラとして、ジュマンジ世界の崩壊を救う使命を与えられてしまったのだ。与えられたライフは３つ。３回死んでしまうとゲームオーバーで本当に死んでしまうらしい。...
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「魔王学院の不適合者」 秋
人間はおろか精霊や神々とすら戦い、滅ぼしていた暴虐の魔王アノスは、ついに戦いに終止符を打つことにした。戦いの記憶が人々の中に残っているうちは憎しみが憎しみを生み、停戦も和解もありえない。ならば、一度世界を人間界、魔界、精霊界、神界の４つに分け、1000年間閉ざしてしまおう。1000年もすれば、戦いの記憶を持たない世代が育って、互いへの怨恨も消え失せているだろう。...
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「ヴァレリアン～千の惑星の救世主」 クリスティー・ゴールデン
「自分を見つけられなかったら、生きることは重荷でしかないもの」 お布施だといって妻が『ヴァレリアン』のノベライズ本を買ってきました。「千の惑星の救世主」が邦題の副題で、「10時間以内にその原因を究明せよ」とかが映画でも小説でもあおり文句になってますが、そういう話じゃないので困ります。...
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「世界最強の後衛２」 とーわ
迷宮国に放り込まれてわずか数日で八番区のランキングトップに躍り出たアリヒトたちのパーティーだったが、落ち着く間もなく事件に巻き込まれた。 討伐が進んでいなかった迷宮から魔物が溢れ出したのだ。 飛行できる魔物が多く、瞬く間に街のそこかしこで戦闘が始まった……。...
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「悪役令嬢は、庶民に嫁ぎたい！！」 杏亭リコ
友達のつきあいで参加した乙女ゲームだったけれど、登場する王子に騎士に魔術師……ではなく、アイテムショップの店員キャラに惚れ込み、課金しまくり、本篇そっちのけでサブゲームに没頭したあげく栄養失調だかなんだかが原因で死んでしまったらしい。...
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「淡海乃海 水面が揺れる時 弐」 イスラーフィール
「喰わなければ喰われる。喰うことを躊躇ってはならん。喰う事で生き残れるのだからな。それが戦国の掟だ」 それが六角であっても喰えるなら喰うと妻に説く朽木基綱。...
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「戦国小町苦労譚８」 夾竹桃
「勝者にのみ正道があり、敗者には正道を口にする資格はない」 この世には正道も邪道もないと足満。 ついに戦国最強武田軍が総力をあげて動き出した。その兵力およそ３万。織田包囲網に決定的な一打を加えんとするこの動きに、最前線となる徳川軍の後詰めとして織田信長は総大将奇妙丸とした大軍団を派兵するが、その中核は静子率いる鉄砲隊だった。 織田徳川連合軍が、ついに武田軍最強赤備えと激突する……。...
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「マージナル・オペレーション改04」 芝村裕吏
「戦争に冗談はないよ。暴力は人を正直にする。もちろんよくない意味で」 イトウさんとともに中国を脱出したアラタとジブリールは、ラオス経由でミャンマーに帰国。キャンプを放棄した子供達と合流すると、中国軍やミャンマー軍への抵抗を開始した。しかし、彼は自分が周囲に与える影響を過小に見積もりすぎている。...
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「ニートの少女(17)に時給650円でレベル上げさせているオンライン」 瀬尾つかさ
石破真一はＭＭＯをこよなく愛しているが社畜でもある。プレイはしたいが時間は無い。 そこで転がり込んできた17歳のニートの少女・瑞薙水那にネトゲのレベル上げバイトをさせることにしたのだが……。...
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「百万光年のちょっと先」 古橋秀之
「百万光年のちょっと先、今から３秒ほど昔……」 時代遅れの年代ものの女性型アンドロイドが、そんな語り出しで話して聞かせる、ちょっと不思議な物語の数々。星新一かロシア民話のようなショートストーリーが、『マップス』とか『いさましいチビのトースター』あたりの雰囲気で語られる……というか、伝えるのが難しいよね。...
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「槍使いと、黒猫。５」 健康
魔鋼都市ホルカーバムに辿り着いたシュウヤと黒猫ロロは、ロロの力を解放するための手がかりを求め、土の精霊ホルカーを奉じる女司祭ペラダスからの、枯れた神樹を蘇らせる依頼を受けた。しかし、アイテム獲得のために水神の神殿に向けて旅立つ直前、闇ギルド同士の抗争に巻き込まれてしまう……。 マリン司祭が怖いほどの宇宙人顔でなくて安心。そして尻マニアのヘルメの再登場。...
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「異世界道楽に飽きたら２」 三文烏札矢
「男が女に対して暴力を振るうのは、女を道具だと思っているからじゃないかな。ほら、使い慣れた道具は乱暴に扱うだろう？」 自分は興味が無くなったら放置するタイプだがと“旦那”。 異世界に迷い込み、人類の枠を逸脱した力を手に入れた冴えない中年男は、魔人３人娘を使い魔にして気ままに遊び歩いていた。...
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「ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた９」 桂かすが
「善行を積んでおくといいことがあるんだよ。具体的に言うとモテるんだ」 難民居留地を助けるために私財をなげうったのも、道中の村を無報酬で助けて回ったのも、エルフの国を救った対価を求めなかったのも、決して自分が高潔だったからではないとマサルは反論する。 人より魔力はあるものの、さすがに使いすぎは不味かったらしく、熱を出したマサルは担ぎ込まれるようにビエルスに到着。...
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