
先日も「ホンモノを演じるニセモノが本物になるまで」でどんな話、どんなキャラがいるかがSNSで話題になっていて、そのときは『ドラゴンボール』のミスター・サタンとか名前が挙げられていましたが、あれは確かに概念上の「英雄」を演じたキャラでした。成功したのは『∀ガンダム』のキエル嬢。
ライトノベルにも「勘違いされて祭り上げられ、今さら人違いとは言えず」というものも見られます。『理想の聖女? 残念、偽聖女でした!』が最近の代表作かな。
ただ、その代表作となると、何年経ってもR・A・ハインラインの『ダブルスター』が筆頭です。人知れずただ演じていく物まね芸人の物語です。最後の最後までハラハラドキドキ。皇帝との謁見シーンが大好きです。このあたりの余韻が、キエル嬢と通じるところはありますね。