「我が焔炎にひれ伏せ世界」 すめらぎひよこ
100年ぶりの魔王復活に揺れ動き、混沌の渦に呑み込まれようとしている異世界を救うべく現代日本から召喚された5人の少女たち。その1人、ホムラは他の少女を見て愕然としていた。サイコなマッドサイエンティストやら人斬りサムライガール、少女の形をした殺戮兵器まで、とても同じ日本から来たとは思えない面子なのだ。...
View Article「アラサーがVTuberになった話。」 とくめい
「Web小説だと異世界転生した人がそこそこの確率で自分が考案したフリしてひと儲けする三銃士。マヨネーズ、リバーシ、トランプ」 かわいい妹が異世界小説を書いていたこともあるので、神坂怜は異世界ものには詳しいのだ。 新人VTuberの神坂怜としてデビューして3ヶ月。だが、彼のリスナー数は伸び悩み、後輩たちにあっさり抜かれる始末。...
View Article「ダンジョン城下町運営記」 ミミ
「人を限界まで働かせるには、かすかな希望と雀の涙ほどの睡眠時間があれば十分」 木下優多の実体験。 高校生にして莫大な財産を築いた木下優多は、金に目がくらんだ友人や親戚にたかられ人間不信になった末に、信じていた父親に刺され死んでしまう……ところを異世界に召喚され、瀕死の状態からの回復に成功した。...
View Article「広報部出身の悪役令嬢ですが、無表情な王子が「君を手放したくない」と言い出しました」 宮之みやこ
「聖女殿に、婚約破棄しないと国を滅ぼすと脅されたんだ」 幼少期から就職後まで、加奈の人生はかわいい幼なじみのひなに利用されるだけの人生だった。どれだけ頑張っても、かわいいだけのひなが全部持って行ってしまうのだ。そんな加奈が事故で死に、転生する際に神様に願ったのは「努力した分だけ、正しく報われる世界に転生したい」ということだけだった。...
View Article「勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。4」 くろぬか
「守りたい、助けたいって奴等が居て、それにお前等みたいに憧れてくれる奴等も居る。だったら、漢ってのは何処までも見栄を張るんだよ。格好つけるんだよ。それが強く見えるだけだ」 キタヤマみたいに強くなりたいという子供に、自分は強くない。見栄を張って格好つけているだけだと答える。...
View Article「僕の軍師は、スカートが短すぎる」 七条剛
「お兄様と懇意にされている女性の情報を把握するのは、妹の務めですから」 兄はシスコンだけれど、妹の方もたいがいブラコン。 ソフトウェア開発会社に勤務する北条史樹は連夜の終電帰り。そんな彼が自宅の玄関前で行き倒れている少女を拾った。...
View Article「あうとふぉーかす」 吉岡平
「高価な機材を手に入れるということと、アイドルの写真を撮れるということで、欲望はそれなりに満たされてはいるわけだから……」 若手SF作家の吉田均ことアイドル専門のエッセイスト森暁美は、アイドルを撮るためにカメラ小僧たちが不相応な高額機材を買いそろえるのはカメラ雑誌が煽ったせいだと指摘した上で、それはそれで(自分自身も含めて)誰も困ってはいないと言う。...
View Article「召還社畜と魔法の豪邸3」 紫十的
街の人にも徐々に受け入れられるようになってきたノアとリーダたちは、専用温泉を楽しんだり雪合戦で遊んだり。はたまた、ノアの服を作ろうと職人さんを呼び寄せたり、居なくなった犬のハロルドの消息がつかめたり、豪邸にも賑やかな日々が訪れます。...
View Article「修羅の大空」 吉岡平
「おまえらは人間じゃない」 新人パイロットとして着任した英国貴族、サー・ジェイムズ・マッキバーは早々に基地の面々から腕前をチェックされてげんなりとしている。...
View Article「南軍騎兵大尉ジョン・カーター」 吉岡平
1861年4月12日、南北戦争勃発。 この戦いにマンフォード旅団ヴァージニア第4連隊の騎兵中尉として参加していた、南部農場主の息子ジョン・カーターは密書を届ける任務を与えられたのだが……。...
View Article「目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい9」 リュート
「俺にもわからんけど使えるからヨシ!」 仕組みはわからないけれど切れ味抜群の剣でヒロはサバイバル生活。「高度に発展した科学は魔法と区別がつかないと言うからなぁ」というのはクラークの第三法則。高度な科学も魔法も存在する世界だけど、便利に使えるならどっちでも良いのだ。 ヒロたちが撃破して拿捕した海賊船にはエルフの一団が捕らえられていた。...
View Article「SFファンに贈るWEB小説ガイド」 柿崎憲
「実は「異世界『転生』」を扱っている海外SF・ファンタジーはほとんど存在しないのだ」 異世界転生は日本のWEB小説の主流なのに、海外作品では転移などして異世界訪問する話は多くても、生まれ変わりはほとんどないという。...
View Article「将棋大名」 角田喜久雄
「運は忘れたころにやってくるというが、知識も忘れたころに役に立ってくる」 若い頃に学んだ筆跡鑑定がこんなところで役に立とうとは……と平賀源内。...
View Article「コミュ力向上のために言語スキルをマスターしたら、引く手あまたの英雄になりました」 鈴木竜一
魔法の名門に生まれながらも魔力がないハーレイは口下手なこともあって、幼い頃から虐げられていて弟妹からもバカにされており、14歳になると親戚の家に養子として放逐されてしまう。 しかし、そこで養父が言語スキルの取得を試みさせたことから一変。たいていの人は話術向上程度にとどまる≪言語スキル≫が、モンスターの言語習得、他人の嘘看破、さらには魔力の詠唱吸収とチートなスキルへと覚醒していった……。...
View Article「シン・仮面ライダー」 監督:庵野秀明
「私は常に用意周到なの」 石ノ森章太郎原作の、1971放映開始の変身特撮ヒーローTVドラマ『仮面ライダー』の新作映画。仮面ライダー1号に限っても、何度もリメイクされたり、カメオ出演したりしているのだけれど、これは本当に初代『仮面ライダー』をリメイクしたもの。...
View Article「異世界サ活」 持崎湯葉
『サ活とは己との対話、孤独な戦いなのだ』 ※人に強要するのはやめましょう。 自宅にサウナを置くほどのサウナ好きの納谷高虎は、ある日突然、何の前置きもなしに異世界転移してしまった。具体的には、おかしな格好の女が自宅のサウナに入ってきたと思ったら、扉の外が異世界になってたのだ。...
View Article「3分聖女の幸せぐーたら生活1」 ゆいレギナ
「やっほい!!」 聖女といっても所詮は消耗品なのだ。身寄りも後ろ盾もない聖女ノイシャは、他の聖女の分もこき使われて過労死寸前のところを、たたき売られるように若き次期侯爵リュナンに身請けされる。妻がいないと体面上いろいろ不都合なことがあるので(見栄を張りたいので)、「毎朝3分らぶらぶ夫婦を演出する。それ以外は自由」という仮面夫婦の契約だった。...
View Article「ゆるコワ!」 谷尾銀
「焼き肉はオカルトだからね。白米が勝手に消える」 暇を持て余した女子高生2人がサークルを立ち上げた。部活で青春しましょうよと。 オカルト好きの腹黒残念美人、茅野循が提案したのはオカルト研究会。元柔道女子の桜井梨沙は特に何も考えないで応じたのだけれど、部室を手にいれ維持するには活動報告をしないといけない。そこであちこちの心霊スポットを探索し、調査結果を会報にまとめることにしたのだが……。...
View Article「人外姫様、始めました8~フリーライフファンタジーオンライン」 子日あきすず
「……Oh……汚い花火だぜ……」 新たに取得した高速飛行スキル、失敗すると即死亡なのだ。 姫様ことアナスタシアのFLOプレイは順調で、ますます人外の存在へと変貌していっている。ジェダイなりきりプレイをすべく剣で攻撃を反射するのは序の口で、いまや即死級のデバフを付与する触手がうねうね出現するレベル。効果について調べスキーたちと検証するのにも忙しい。...
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